コーヒーとは、いくつかの異なる種類のコーヒー豆や、様々なコーヒー飲料、それに様々なコーヒーメーカーを含む幅広い言葉です。以下では、色々なコーヒーの種類についての基本をご紹介しているので、ぜひ目を通してくださいね!

2種類の主要なコーヒー豆

コーヒー豆には、リベリカなど他の種類もありますが、アラビカ種とロブスタ種の2種類が最も人気があって、主に市場に出回っています。アラビカ種は味が良く、ブラックコーヒーによく使われます。甘い味がしますが、ロブスタ種よりもカフェイン含有量は少ないです。

ロブスタ種は、コーヒーとしてより濃く、価格も安めです。ロブスタ種には苦味があるため、エスプレッソやインスタントコーヒー用に適しています。多くの人が朝に欠かさず飲んでいるコーヒーは、おそらくロブスタ種でしょう。

人気のあるコーヒー

コーヒー飲料の種類は無数に存在し、すべてを紹介することは不可能です。今この瞬間も、世界中のバリスタが新しいコーヒー飲料を開発しています。ここでは、ブラックコーヒーやアメリカーノなど、最も人気がある飲み物を簡単にご紹介することにします。

コーヒーは、挽いた豆をお湯に浸して飲むのが一番シンプルな方法です。これをブラックコーヒーと呼びますが、その他にレギュラーコーヒーやトルココーヒーという呼び方もあります。カフェノワールという呼び方も、かなり普及しています。

ラテも人気のコーヒーで、エスプレッソにスチームミルクを加えたものです。ミルクが液体というより泡立った状態の場合は、カプチーノと呼びます。カプチーノは、シナモンやココアパウダーをかけて飲むのが好まれます。

エスプレッソはミルクを加えて飲んでも美味しく、これをラテやマキアートと呼びます。アメリカーノは、エスプレッソをお湯で薄めたもので、ブラックコーヒーの作り方と似ています。エスプレッソのダブルショットは、「ドッピオ」と呼ばれます。

多様なタイプのコーヒーメーカー

コーヒー飲料には多くの種類がありますが、それに負けないくらいコーヒーメーカーの種類も多くあります。第一に、フレンチプレスが挙げられますが、これは手動式のコーヒーメーカーの一種で、使いこなすのは至難の業です。

次に、コーヒーの粒が入った容器に熱湯を押し込むことで連続的にコーヒーを抽出するパーコレーターが挙げられます。自分だけでコーヒーを飲む場合は、再利用可能なフィルターを備えたシングルサーブのパーコレーターが最適です。

ドリップ式のコーヒーメーカーは、操作が簡単なので人気があります。ご家庭にある人も多いのではないでしょうか。使い方は、フィルターにコーヒーを入れて「スタート」ボタンを押すだけです。最後に、コールドブリュー式コーヒーメーカーですが、これは最大36時間作ったコーヒーを保存できます。ここで紹介したコーヒーの種類は、全てを網羅しているわけではありませんが、基本的・代表的な種類はお分かりいただけたのではないかと思います。